少しずつ寒くなってきた。薬剤師Kです。
今回は、公認会計士試験・論文式の監査論について、自分が感じた心構えを書いておこうと思う。
監査論は学習が難しい科目のひとつだけど、自分でも合格点は取れたので、誰でも十分狙えると思う。
ちなみに、各年度の自分の得点率は以下の通り。
| H28 | H29 | H30 | |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 28 | 20.4 | 24.8 |
| 第2問 | 17.3 | 24.9 | 29.9 |
この科目は、短答式試験を突破できるレベルの受験生なら、解答の「結論」自体はだいたいわかると思う。
でも論文式になると、「どのような論理展開で書くか」という部分で苦労する。
たとえば「監査基準は必要か?」と聞かれたら、「必要に決まってるだろ」とは思うけど、それを投資者目線で書くのか、経営者目線で書くのか、監査人目線で書くのか、どの方向で論理を組み立てるかを考える必要がある。
問題によっては、どの目線で書くかを指示してくれる場合もあるけど、全部の立場の理由を書かないといけないこともある。
こういうふうに、論理展開の「引き出し」を用意しておかないと、いざ本番で手が止まる。
参考書を読むときも問題を解くときも、「引き出しを作る作業だ」と意識して取り組むのがおすすめだ。
引き出しが揃えば、必ず合格点は取れると思う。
それから、監査論は試験中に基準集を参照することが多い科目だ。
だから、解答に使いたい文言が基準集のどの辺にあるか、すぐ探せるようになっておいた方がいい。
例えば「不正を隠蔽するために巧妙かつ念入りに仕組まれたスキームを伴うことがある」という文言を解答に使いたいとき、探すのに1分以上かかるようでは時間がもったいない。
答練や問題集では、参照した基準の場所を示してくれるはずだから、普段からそこを意識して学習するといい。
それから改訂前文について。
すべて暗記する必要はないけど、少なくとも出題されそうな部分は覚えておいた方がいい。
問題そのものが改訂前文を問う場合があるし、前文の文言を使って解答を書ければ、出題者に「知っている」と示せる。
1字1句覚えろとは言わないけど、重要そうな箇所だけは頭に入れておくべきだと思う。
以上が、監査論に関する自分の心構えだ。
諦めずに続ければ、成績は必ず上がると思う。頑張ってほしい。
